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登山とマラソン、ときどきゲーム

第19回 那須烏山マラソン大会

2023年12月3日。

栃木県・那須烏山市でハーフマラソンに参加しました。

一ヶ月ぶりの大会はまたしても大苦戦でした。

 

前書き

※長いので、レースだけ読みたい方は飛ばしてください。

前回、秋冬シーズンの初戦として10月29日に草木湖ハーフに出た後、11月3日は信州松代ラウンドトレイル(36kmの部)に参加してきました。

しかしこの大会は惨敗。第一関門にてタイムアウトリタイアでした。

登りは急だし下りも急で技術がないと走れない難コース。結局ほとんどの区間が歩きになってしまって関門に間に合いませんでした。久々に自分のレベルに合っていない大会に出ちゃったな……という印象です。

 

そして次の大会は11月12日のなかがわ清流マラソン。

アップダウンだらけだった前二走と比べるとフラットなので、久しぶりにちゃんと走れるかな、と楽しみでした。

ところが信州松代の頃から左目の見え方がおかしくなってきて、この頃になると日常生活に支障をきたすようになってきたので、レース前日の土曜日は眼科へ。すると

実際には網膜剥離の一歩手前の網膜裂孔でしたので、その場で即手術して治療が終わったのは救いでした。これ以上放置して剥離したらひどいことになるところでしたので。

とはいえ剥離直前だったので数日は運動は禁止!走り回らないでね。と言われてしまいました。子供ならともかく、大人なんだから走り回る人いないでしょ……と思ってふと気づくと、翌日はマラソン大会ではありませんか。あっ、走り回る人=俺だ。

ということで残念ながらなかがわ清流マラソンはDNS。

そうして迎えたのが今大会になります。なかがわを欠場したことで前走から一ヶ月空いてしまい、走力はまたゼロに。厳しい大会になりそうです。

 

お疲れモード

さて、では当日の様子です。

朝目覚めると外の気温計は0℃をさしていました。最近、週末は土日とも推しイベで遠征が多くて、この前日も夜まで東京にいたこともあり、事実上休みがないのでうつ病患者としては疲労がピーク(東京まで往復しただけでドッと疲れてしまうのです)。

なので寒いし疲れてるし今日は欠場しようかな……なんて考えもよぎりましたが、DNSして家にいたら一日中罪悪感にさいなまれるので、参加するだけはしようと現地に向かいました。

指定駐車場に着いたら時間を見計らって会場へ。この大会は当日受付がなく走るだけなので気楽ですね。(参加賞はレース後でも貰えます)

陽が射してきたのと風がないので寒さはどうにかなりそう。ただ問題なのは制限時間が2時間半だということです。ハーフで2時間半はごく一般的な制限時間ですが、何と今年はハーフで2時間半を切れたことが一度もないのです(笑)

「2時間半でしょ?ということはキロ7分ちょい。後半ダレるだろうし大丈夫かな……」なんて思っているうちに9時10分になり、今日のレースがスタートしました。

 

8.5kmでHPがゼロ

さて肝心のレースですが、今回はあまりにも余裕がなくて道中で写真がほぼ撮れなく、なので簡潔に書こうと思います。大会の詳細を知りたい方はすみませんが4年前に参加した時の記録を見てください。

k-taro.hatenablog.com

その4年前はキロ6分ちょいで入りましたが、今日はキロ6分40~50秒で進んでいきました。制限時間を考えるともっと早くしたいところなのですが、今の走力ではこれでもいっぱいいっぱい。この4年間のコロナ禍で失ったものは大きいですね。

 

しかもやはりここ最近の休日外出ラッシュによる疲労の蓄積は大きかったようで、8.5kmにて早くも体力がゼロに。8.5kmから9.5kmはキロ8分台まで落ち込みました。

なので、あーもう今日はここまでか、無理して来週仕事きつくなるのも嫌だし、16.7kmの関門(制限130分)まで歩いてリタイアかな……なんて思ったりもしたのです。

しかしこの大会のコースは10kmの折り返しからは下り基調なので、こんな状態でも何となく走れてしまいました。そうなると、16.7km関門は時間に余裕がありすぎて引っかからないので、2時間半は超えるかもしれないけどせめてゴールはしよう、と思い直したのでした。

 

もちろん体力は尽きたので(使ってはいけない日常生活用の体力を使っている感覚でした)歩いたり走ったりで、最後の3kmではそれすら尽きて完全に歩きに。

さすがにゴールを切るときは走っていたいと思って最後の200mだけ走ったのですが、筋力も使い切ったのでふくらはぎが攣る前兆があり(攣る前って分かりますよね)、おい攣りそうだよ歩かないとやばい!⇒応援多いのでこの状況では歩けない!という葛藤のままゴールへ。

ゴールした瞬間に攣って激痛に悶絶する羽目になりました。

おかげでゴールの喜びとか解放感を味わう余裕はなく(笑) 参加賞を貰って、足を引きずりながら1km先の駐車場まで帰ったのでした。

 

大会を振り返って

まず大会関係者の皆様、ありがとうございました。安心して参加できるいい大会だと思います。スタッフや沿道の方々からたくさん応援をいただいて嬉しかったです。

結果としては制限時間をオーバーしてますし、4年前と比べると30分も遅いということで全く誇れる結果ではないです。それに当日からの胃腸の不調、翌日からの信じられないくらいの筋肉痛・関節痛などはハーフではなくウルトラを走ったのかと思うほどの大ダメージで、今ハーフを無理して走るとこうなるのか……と、改めて体力のなさを実感しました。

ただそれでもDNSせずにちゃんと参加して良かったなと思うのですよね。この筋肉痛はいずれ治って、きっと次への糧になることでしょう。

年内はこれでレース終了。次は1月14日の高根沢とまた一ヶ月空いてしまうので、この日の苦労を無駄にしないように、定期的に練習していこうと思います。