Infinity

登山とマラソン、ときどきゲーム

軽井沢トレイルランニングレース

2024年4月27日。

今年6戦目は前走に続いてトレランに参加してきました。

20kmのミドルの部への参加。以前出走した時のタイムを越えようという意志だけはありましたが、社畜と趣味の両立は難しいと実感した一日になりました。

 

すでにお疲れ

最近仕事でトラブルがあって残業続きの日々です。

鬱病持ちなので主治医や産業医と相談して残業は19時までと決めているのですが、ここのところ全く守れず毎日22時。更に疲れていると睡眠薬の効きが悪くなって寝不足で余計に疲れて……という悪循環でした。

この日もろくに寝られずに現地入り。不安を抱えての参加になりました。

 

ポールに頼ってみよう

この大会への参加はこれで二回目。

k-taro.hatenablog.com

今回のレポは簡素にしますので、詳細は↑をご覧ください。

 

5時に家を出て、会場である軽井沢プリンスホテルスキー場についたのは8時半。

事前の予報ほど天気は悪くなく、雲の間から晴れ間も見える、そんな朝でした。ピーカンだと暑すぎるし、ずっと雨というのも嫌なので、ちょうどいい天気と言っていいでしょう。

後半の登りで毎回ヘロヘロになるため、今回からトレランにもポールを持ち込むことにしました。これで少しでもタイムが伸ばせるといいのですが。

10:00、ミドルの部のレースがスタートしました。

 

序盤はそこそこ

今日のコースの高低差はこちら。(公式サイトより)

最初の2kmちょいでスキー場から山に上り、そこからアップダウンを繰り返しつつ6kmの林道まで下りるのが最初の難関。

去年は林道まで下りるのに2時間かかってしまったので、今年はもっと軽快に……と思ってましたが、小刻みな上りで体力が削られてしまい、結局今年も2時間かかりました。

滝のような汗をかきましたけど、ただこの辺りはまだ元気だったと思うんですよね。

この林道も、その後のロードも、

アプトの道もそこそこ走っていけました。

 

ゆっくりでも疲れる……!

調子が悪くなったのは9km手前、旧中山道に入った時から。

旧中山道入り口から関門である第一エイドまでは上りですが、6kmで600mなので実際には上っているというほどの感覚ではありません。それなのになぜかどんどんスピードが落ちてきて、平坦なところですら息が切れるように。

ペースが速いのかと思って超ゆっくりに変えてみても苦しいのは変わらず、100m歩いたら2分休む、くらいでないと進めなくなりました。体力切れですね。やはり鬱病患者が寝不足で山を走るのは無理があったようです。

なので第一エイドまでが遠いことと言ったら! 水平道ですら時速2kmが精いっぱいで後続のランナーに続々と追い抜かれ、これはもうレースになっていないのでエイド(関門)でリタイアだ、リタイアするしかない……と思いながら這うように進んでいきました。

14:47、6kmを2時間以上かけてようやく第一エイドに到着しました(前回より41分遅れ)。終わった、これで今日は解放される……!

 

意外と走れた

この関門の閉鎖時間は15:00。なのでまだ通過は可能ですが、自分としてはリタイアしか考えられない状況でした。普通この状況だとエイドのスタッフさんは「まだ時間間に合うよ!頑張って!」みたいな感じなんですけど、今回は私の直前にエイドに到着した方がリタイアを申告したことと、いかにも疲れてるように見えたのか、どうしますか?と聞かれました。

もちろん「リタイアします」と……喉まで出かけました。しかし前のランナーさんは両足攣っていてとてもゴールできない印象なのに対して、自分は疲れているだけ。なのでこれでリタイアするのも恰好が付かないな、と悩んでいたら、スタッフの方が「あと5kmで2時間……」とつぶやいているのが聞こえました(ゴールの制限時間は17時)。

うん?確かに下り基調で2時間ならさすがに5kmくらい進める気がするな。

ということで悩みに悩みましたが、結局先に進むことに。と言いつつ、歩きだしてからはやっぱり戻ってリタイアしようかな、と何度も思いましたが。

 

ただ、なぜかここからは少し復調して普通に歩けるようになりました。去年の記憶だと下り基調とはいえ何度もある上りがきついし、下りは急傾斜すぎて走れない、みたいな感じだったんですけど、今回は登りがきついとは思わず、下りは普通に走れました。

自分より後ろのランナーさんがほとんど関門でリタイアしてしまったため一時的にスイーパーさんにつかまり、満面の笑顔で「(あなたが)ミドルの最終ランナーです、頑張って!」と肩を叩かれたりもしましたが、スイーパーさんと一緒にプレッシャーがかかりながら歩くのは嫌だと、何とか意地で2名ほど抜いてゴールへ。

前回より45分遅れてのゴール。でも最終区間だけは前回より早かったので、そんなに残念な気分でもありませんでした。そして何よりリタイアしなくてよかった!

 

大会を振り返って

というわけで今回は個人的にはレースになっていませんでした。仕事の疲れと寝不足は恐ろしいですね。自分でどうにかできない部分なので難しいですが、次のレースはできるだけ万全の態勢で臨みたいところです。

ただいいこともあって、前走(4/6の平尾富士)の後は筋肉痛が一週間続いたのに対して、距離・標高ともほぼ同じ今回のレースを終えても、それほど大きな筋肉痛は出ませんでした。少しずつ脚の筋肉が戻ってきているようです。今年の夏は久々に北アルプスに行きたいし、山に登ることに慣れていきたいですね。

次は5月12日の鹿沼さつきマラソン。10kmへの参加ですが最近は早く走るということを全くしていないので、少しだけスピード練習をしておこうと思います。