2019年12月22日。
12月5連戦、4戦目は栃木・大田原市で10kmラン。
足底腱膜炎に怯えながらの参加でしたが、敵は思わぬところに潜んでいたのでした。
足底腱膜炎の恐怖
今回の会場は黒羽運動公園。駐車場に着いたのは7:30。
受付が7:20~8:50、ハーフのスタートが10:00ということを考えるとずいぶん早めの到着ですが、それにはわけがあります。この大会は去年からRUNNETでもエントリーを開始したところ参加者が増加し、その影響か、去年は駐車場に入るまでにかなりの渋滞があったとのこと。今年は二度目なので対策は打たれていると思いますが、万一受付に間に合わない!と焦るのは嫌なので、混む前に到着することにしたのでした。おかげで、駐車場にはスムーズにたどり着くことができました。
さて、今日は参加にあたってひとつ気がかりなことが……
実は先週のかさまハーフの後から右脚のかかと周辺が痛くて、どうも足底腱膜炎になりかけている様子。ハーフそのものでは問題なかったんですけど、その後に東京のイベントに出向いた際に痛めたようです。
おかげでこの一週間は右脚を引きずりながら歩いていました。今日の時点では痛みはだいぶ取れましたけど、今年のメインイベントは29日から31日までの3日間(29日:立花日菜さんサイン会→30日:ベジタブルマラソン熊谷→31日:立花日菜さん年越しイベント)であり、そしてその後に元旦登山が続きます。足底腱膜炎が悪化したらこれらのイベントへの参加が危ぶまれますから、それを考えるとどうしようかなと。
なので、あえて今週は見送って来週に備えるのも手かな……とも思いましたが、10kmだし、初めてのコースだしということで、とりあえず参戦してみることにしました。もし途中で痛くなったらリタイアも考えることにします。
では受付へ。
この大会、参加費は¥2,000(!)と激安のためか、送られてきたのは引き換えはがきのみ。なのでゼッケンは受付で受け取ることになりますが、参加賞としてTシャツもついてきました。
いや、Tシャツ付けたらそれだけで¥2,000超えるのでは……? この辺の激安大会の経費ってどうなっているのかとても興味があります。来年以降も継続していけるのならいいんですけど、無理があるんだったら参加費は上げてもらっても構わないんですけどね。
さて、こうしたらもう10時のスタートを待つのみです。
ちなみに、会場にはトイレ棟が分散していくつかありますが、仮設トイレはないので、地味に混みます。トイレに行きたい方は早めに行っておくのをお勧め。
坂を下ったら……
到着時の気温は1℃。その後、太陽が出て徐々に気温は上がりましたが、スタート間近でも4℃しかありませんでした。寒いのでずっと車内で待機していて、スタート5分前に列へ。
10kmの部の参加者は400名弱。道幅に対して人数が適正なのでスタート直後から全体が動けるようになりました。最後尾スタートで、タイムロスは12秒くらい。
さて、この大会のコースレイアウトを簡単に言うと、
・スタートから700mで20mの上り
・そこから1000mで50mの下り
・そこから4.7km折り返しまでだらだらと50mの上り
・そこからは来た道を戻る
です。単純なので覚えやすく、ペースは計算できると思います。そこで私は、(最初の上り下りはともかく)1.7kmから4.7kmまではキロ5'30で抑えめに入って、4.7kmからの下りで勝負しようと思っていました。
ところが……
最初の1kmを5'39、次の1kmを4'58で抜け、3kmあたりに差し掛かった時のことです。ふと体力がガクンと抜ける感覚に襲われました。あっ、これ、ダメなやつだ……!
運動禁止と医者に言われている理由がこれで、今の私は体力の器が小さくて、かつそれを満たすのに凄く休養が必要なんですね。この数日間は出張やらなんやらで仕事が忙しく、その疲労の反動か土曜日に全然寝られなかったので、全快には程遠い状態でレースに参加してしまったようです。
こうなるともうペースは全く上がりません。4kmまでは何とかいきましたが、5kmの給水所(給水所はここのみ)では思わず立ち止まってしまうほどで、そこからは下り坂であるにもかかわらずペースはキロ6分台。9kmあたりではもうよっぽど歩こうかと思ったくらい辛かったです。
最後の1kmはランナーズハイに入ったのと、さすがに10kmの大会で一応ちゃんと走っているのに1時間を超えるのは嫌だ……という思いで5分台に戻して、なんとかギリギリ1時間は越えずに済みましたけど、実質的に自己ワーストに近いタイムでゴール。眩暈もひどく、記録証をもらう列で並んでいる時に倒れるかと思いました……
大会を振り返って
ということで、自分自身としては悔いしか残らなかった結果に。10kmの大会は来年の鹿沼さつきまでお預けなので、よけいに残念です。この反省を次回に活かさなくては。
ただ、足底腱膜炎が気にならなかったのは唯一の救いですね。これで年末のイベントも無事にこなせそうで、その意味ではこんな走りでも出た意味はあったのかも。
大会そのものは、駐車場入りからゴール後までストレスを感じることのないスムーズな流れで、さすがに47回も開催を重ねてきた大会はこなれているなという印象でした。最初のアップダウンが急なのでタイムが出るコースではないのかもしれませんが、年末の締めとしてはいい大会だと思います。レースが終わったら隣接する「五峰の湯」ですぐに汗を流せるのもありがたいですね。(自分も入ってきましたが、意外にも芋洗いというほどには混んでいなくて助かりました)
スタッフ、応援の皆様、ありがとうございました!