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登山とマラソン、ときどきゲーム

第14回 かさま陶芸の里ハーフマラソン

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2019年12月15日。

12月5連戦、3戦目は茨城・笠間市でハーフに挑戦。

イベントが重なって、楽しくも慌ただしい一日になりました。

 

駐車場争奪戦

今日の会場は「笠間芸術の森公園」。その南駐車場に着いたのは7:24。

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ハーフのスタートは10時40分なのでずいぶん早めの到着ですが、これは前回、前々回が遅刻ギリギリだったことの反省、というわけではありません。

 

今日はこのレースを終えたら、東京・千代田区のサイエンスホールで「推しが武道館いってくれたら死ぬ」のトークショーに参加することになっています。今や立花日菜さんガチオタ勢と化した私としては、チケットを取れた以上、このイベントを逃すわけにはいきません。

しかし、書いた通りハーフのスタート時刻が遅いので、走り終えてから一風呂浴びたり、宇都宮駅まで移動するのに要する時間を考えると、レース後は即座に会場を後にしないと新幹線に間に合わなそうです。

そこで、出口に最も近いこの駐車場を選んだのでした。公園の駐車場は三か所あり、また公園の外の笠間中学校・笠間小学校の駐車場も徒歩圏内ではありますが、とにかく念には念を入れて、一分一秒でも早く移動を開始できることを重視しました。

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なお、やはり皆さん会場に停めたいようで、南駐車場のうち私が停めた側は7:45頃には満車、反対側も7:50でこの状況でしたから、8時には埋まったかと思います。北や東の駐車場も同じような状況だと思われるので、どうしても会場に停めたい方は早目の到着をお勧めします。

チップを忘れた……!

さて、今日は上に書いた通りの状況なので、この大会で体力を使い切ってしまうわけにはいきません。(むしろ、その後の東京往復の方が大変な気もします)

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そこで、本来はここで会場を見回って情報を書くところなのですが、というかそれがないとこのブログの存在価値はないのですが、レース開始まで3時間近くあるのでちょっと仮眠。起きてからは会場(上の地図のイベント広場)には行かずに、スタート地点(北ゲート)に直行すればいいや、と思っていました。

 

そして狙い通り10時ちょっと前に起きて、南駐車場そばの空いているトイレ(穴場ですよ~!)で用を済ませて、さて、そろそろシューズを履き替えるか、と思ったら

あれ、計測チップがないぞ……!?

ということでチップを家に忘れてきたことに気づきました。時刻はすでに10:20近く。ヤバイ!ということでダッシュで会場へ。

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スポーツメーカーの出店なども多くあり、賑わいを見せる会場でしたが、こちらとしてはそれどころじゃありません。本部に駆け込んで再発行所を案内してもらい、¥2,000でチップを再発行。そしてそのチップを装着したら息つく間もなくスタート地点へ。

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結局、スタート地点に並んだのはスタート30秒前でした。危なかった……

事前送付だとこういうミスも起こるんですね。あんな目立つところに置いておいたのになぜ忘れたのか…… みなさん普通は忘れないと思いますが、一応、お気をつけてということで……

 

襲い来る急坂

というわけでレースは予定通り10:40に開幕。自分は最後尾グループだったので、スタート地点までのタイムロスは1分34秒でした。最近は小~中規模の大会ばかり出ていたので、タイムロスが1分以上かかるのはなんだか新鮮な気分だったり。

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さて、今日のコースレイアウトはこちら。

スタートしたらまずは北西に向かって市街地を一周し、スタート地点に戻ったら、途中で折り返しを含みつつ友部駅前へ。そして会場に戻ってくることになります。

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ということで、まずは市街地へ。で、上の写真の通り、いきなり急坂を駆け下りていくことになります。

うっ、ここを降りるってことは、後でこれを登り返すんだよね……?

そう、今回のコース、坂だらけというわけではないのですが、一つ一つの坂が急でした。緩い上り下りはなくて、ドーンと下るかガーンと上るか、だけ。脚力が試されるコースだな、という印象でしたね。この記録はレース翌日にふくらはぎの筋肉痛を感じながら書いています。

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坂を下りたら市街地をぐるっと。この区間は沿道の応援が特に多くて、太鼓の演奏もあったりでお祭り的な雰囲気でした。応援してくださった皆様、ありがとうございました!

2km過ぎ辺りで全体がだんだんばらけ始めて、自分のペースで走れるように。とはいえ、最初の1kmで7’42もかかっており、このロスを取り返すのは厳しそうです。そこで今日は自己ベストを狙うのは早々に諦めて、前半は抑えめにし、ネガティブ・スプリットで走ることに慣れることを目標にしようと思いました。

 

なんちゃってネガティブ

いったんスタート地点に戻って会場を抜け、6km地点に差し掛かるころからは道も平坦に

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ここからは友部駅まで、横手に田畑を眺めながら走っていくことになります。

今日は晴れ時々曇り、気温は8℃前後、風もほぼなしと、走るには絶好のコンディション。なので戦う相手は自分だけです。前半はペースがキロ6分5秒以内に収まるようにと思いながら淡々と距離を刻んでいきました。

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このペースだと息が上がらないので体感的にはすごく楽。

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それと、最後尾スタートなので、この規模の大会(ハーフ参加者1,600人超)だとキロ6で行っても基本的には追い抜きだけになるのも精神的に大きかったかも。やっぱり自分にはネガティブの方が向いているようです。

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なので、15km過ぎの友部駅での折り返しまでは余裕でいけました。

 

その後はだんだん疲労が出てきて厳しかったですけどね(^-^; 10kmだろうとフルだろうと、残り4kmあたりからはもう終わってくれ!と思いながら走っています。

ですから、18kmに(臨時で?)設置されていた給水所には精神的に救われました。この大会、公式には給水所は3つ(6km、11km、16km)で、置かれているのは水とスポドリ。レポだと給水所が少ない、という意見も散見されますが、もう寒い時期ですし自分はこれで充分かな、という印象でした。

ラスト700mあたりの大会会場に戻る道が上り坂になっていますが、そこが最後の試練。上り切ったらあとは最後の気力と周囲の応援に励まされて、何とかゴール!

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タイムは2時間10分36秒でした。

可もなく不可もなく、という感じですけど、ついこの間まで2時間10分が自己ベストだったことを考えれば、地味ながらも力がついてきたんだな、とも思います。継続は力なりですね。10~15kmは30分3秒、15~20kmは30分0秒とほぼ正確にキロ6で走れていて、一応ネガティブ・スプリットも達成できていて何より。 

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こうしてレースが終わったら、記録証を受け取って早々に会場を後に。北関を飛ばして、途中で温泉で汗を流しつつ、宇都宮駅で何とか新幹線に乗ることができたのでした。

 

大会を振り返って

久々の大規模大会でしたが、やはり大規模には大規模なりの良さがあるなぁ、と思いました。運営に不安がないですし、市街地では応援が多く、道中でも地元の方々が太鼓の応援で盛り上げてくれました。更衣室や手荷物預かりはむろんありますし、レース後も給水、コーンスープ、バナナ、チョコの提供、それにマッサージコーナーもありと、サービスが多め。地元の特色を生かした参加賞(笠間焼)も参加者には好評だったようです。大会には参加したことがない……という方が初めて出場するレースとしても向いているのではないかな、と思いました。

一方、コースはハードです。ここでタイムを狙うのは、坂を克服できる力がないと厳しいかな、と思いました。ご参考までに、私が11月以降に参加したハーフでの累積上昇量(GPS記録)を載せておきます。

・那須塩原:265m

・矢板たかはら:285m

・那須烏山:277m

・かさま陶芸の里:307m

なので、どちらかというと、この大会をメインとするよりも、この後の大会に向けてのトレーニングと位置付けた方がいいような印象でした。

 

ともあれ、最後までストレスなく、楽しい気分で大会を終えることができました。スタッフ、応援の皆様、ありがとうございました!

 

そしてトークショーへ!

※ここからはマラソンとは関係ない話になります。興味のない方は閉じてください。

レースを終えて新幹線に揺られ、たどり着いた先は千代田区・科学技術館。

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(なにげに、東京駅からここまでの2.2kmの歩きが辛かった……)

今日のイベント後半はこの地下のサイエンスホールで「推し武道」の先行上映会&トークショーでした。

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取れた席が前から4列目だったので、半分くらいしか埋まらないのかな……と思っていましたが実際には満席。なので4列目を取れたのはラッキーとしかいいようがないです。

そしてその4列目からキャストさんまでの距離はとても近くて、しかもお目当て(推し)の立花日菜さんの席が自分寄りだったのですからこれはもう幸せなんてものではありません。そして今日の日菜さんはこれまで以上に可愛くて、こんなに可愛い生命体がこの世に存在すること自体が奇跡というか……!!

11月からは立花日菜さんが出演するイベントには全部参加するという、いわゆる「追っかけ」をしているわけですけど、実はこれはこれで結構大変だったりします。下手したら毎週マラソン大会に出るよりも大変かも?

(チケットを取るための応募券を入手するためだけに東京に出向いたりとかしないといけなかったりするので。この辺の話は、どこか別の機会にまとめて書こうと思っています)

それに、こうやって毎週マラソン大会を入れると必然的に日菜さんのイベントと被るので、昼間はマラソン、夜は東京に行って栃木に帰る、というムーブが頻繁に起きることになって体力的にも厳しいです。先週も同じことをしていたものの、先週は10kmの後だったからまだ良かったですが、今週はハーフの後なのでさすがに疲れました…… フルと被ったら無理かもしれない……

でも、 今はまだ新人声優である彼女が今後どんどん人気を得て売れていったら(そうなってほしい)忙しくなって小さいイベントには出演できなくなるかもしれませんし、チケットも今以上に取りにくくなると思います。だから、今は多少は無理をしてでも、参加できるイベントは全部参加していきたいなと。

何より、あの一挙手一投足からあふれ出る可愛さによって得られる癒し効果は絶大です! 今、仕事の忙しさがかなり無茶苦茶になってきていて、全部放り出したいと思うこともしばしばですが、こうやって頻繁にひーちゃんに会えるおかげで、何とか精神の均衡を保っている感があります。

ひーちゃん、声優になってくれてありがとう! これからもずっと応援するからね!!