2025年2月16日。
今年3戦目は栃木県・茂木町で10kmマラソンに参加。
タイムは振るいませんでしたが、大会は楽しかった!
サーキットを走る
「駐車場が混むから早く来てね!」と運営から連絡があり、朝まだ暗いうちに自宅を出発。下道を60km走り、会場となるモビリティリゾートもてぎに着いたのは6:50。
ここはホンダモビリティランド株式会社が運営するサーキット。そう、今回初開催となるこの大会は、普段は二輪・四輪のレースで使用されるサーキットを自分の脚で走れるという珍しい大会なのです。
そんな物珍しさもあってか、正直交通アクセス的にはあまり良くない立地であるにも関わらず、早朝から参加者が続々と集まってきていました。
10kmのスタートは9:30なのでしばらく車で時間をつぶしていましたが、せっかくの機会なので第1パドックやコースを見学に。
NSXのセーフティカー、格好いいですね!
更衣室、荷物預け、トイレが第1パドックに集結しており、あちこち移動しなくて済むので便利でした。ただトイレは仮設がなく既存施設のみのため混むのでご注意を。
久々の賑やかな大会
やがてスタート時間が迫り、いよいよランナーがコースイン。
おお、思ったよりずっと参加者が多いですね。
主催者発表によると全部門合計で1,900名を超えるランナーが集まったそうです。年始から小規模大会にばかり出てきたので、こうして周りにランナーが沢山いるとテンションが上がります。
9:30、シグナルがグリーンに変わり、レースがスタートしました。粋な演出に、周りのランナーもその光景を写真に収めていました。
1周目は様子見
さて、今日のコースはこちら。
レースで使用されている全長4.801kmのロードコースを2周します(距離調整のための折り返しあり)。レースでは時計回りに走りますが、マラソンは反時計回り=逆走することになります。
時計回りにしなかったのはゴール後の導線などの都合もあるのだと思いますが、ランナーとしてもこの逆回りの方が走りやすいのではと感じました。理由は後述。
セカンドアンダーブリッジを駆け抜けていくランナーたち。
自分は今日はタイム狙いじゃなく、完走目標で臨みました。なので1周目は飛ばさずに6分40秒程度のペースで進みます。まずはコースを把握しましょう。
これはダウンヒルストレート(逆走なので上り坂)を経て、2つのヘアピンを越えた後のS字セクションにさしかかったところ。
時計回りだとこの区間は約1.5kmほど緩やかに上り、760mのダウンヒルストレートで高低差30mを一気に駆け下りることになりますが、これだと上りで落ちたタイムを下りで取り戻せないと思うんですよね。この大会は逆走なので760mの上りを我慢すればその先は1.5kmも下れるというパラダイスになり、こちらの方が心理的に楽だと思いました。
2周目はいつもの調子
そんな感じで1周目の5kmは無難に33分28秒で終え、2周目に入ります。
ところが、これだけスローペースで入ったのにもかかわらず、レースの半分を過ぎるといつものようにドッと疲れが出ました。
脚は疲れてないんですよね~。だけど身体がズーンとするというか、夢の中で走っているみたいになってしまってとにかくパワーが出なくなります。いつも思うけどこれはいったい何なんだ……
1周目は走って上ったダウンヒルストレートも2周目は歩きに。
幸いその先は下り基調なので以後ずっと歩きということはなかったですが、まるでフルマラソンでも走ってきたかのようにフラフラしながらゴール。
記録証をもらって座り込んだらしばらく立ち上がれない有様でした。
大会を振り返って
初回大会ということでまず大会自体について語ると、とても良い大会だと思いました。
まずサーキットを走れるというのがすばらしいですね。サーキットなので道は極めて綺麗で、普段の都市型マラソンでボコボコの道を走っているのとはえらい違いでしたし、何よりこんな機会でもないと入れないサーキットを走っていると思うとテンションが上がります。
給水も2ヶ所にあるので実質4回と充実、ゴールの際にはワイナイナさんがハイタッチしてくれたし(笑)、スタートからゴールまで(疲れたのを加味しても)とても楽しかったです。RUNNETの評価も今日時点で82.8点と非常に高く、感想を見ていても来年もまた出たいという声が多くてほっこりしました。スタッフ・関係者の皆様、ありがとうございました。
一方自分自身のことを言うと相変わらず調子が悪いです。
特に今回は休養充分で臨んだにもかかわらず、レースを終えて自宅に着いた頃にはもう立ち上がるのさえ困難というほど疲れ果ててしまっていて、明らかにまともとは思えません。この慢性的な疲労は医者によれば鬱病のせいとのことですけど、本当にこれは鬱だけなのか……?
次走は来週のさくら市マラソン。今年初のハーフですが今までこれほどハーフへの参加が不安になったことはありません。10kmですらこんなに疲れるのにハーフを走るなんてできるのだろうか…… これで全然ダメだったら、その後の予定も見直さないといけないですね。