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登山とマラソン、ときどきゲーム

第8回 見附刈谷田川ハーフマラソン大会

2022年4月17日。

新潟県・見附市に遠征してハーフマラソンに参加してきました。

タイムは……でしたが、気持ちのいい大会でした。

 

前日譚

本当はこの週末は土曜日が燕さくら、そして日曜日がこの見附とハーフ二連戦の予定でした。

しかし仕事が多忙だったため疲労が蓄積しており、まず土曜日の燕さくらはDNS。

土曜日はレースに出ずにホテルに早めに入ってとっとと寝ようと思っていたのですが、出発して家から1kmも走らないうちに事故を起こしまして……

警察を呼んで保険会社に連絡して……完全に自分の不注意による事故だったので相手に悪い気持ちでいっぱいになってしまい、とてもマラソンどころでは……と思いました。

しかし考えてみれば家にいても何も進展しないし、何もできることはないのです。そう思うと行かない理由にならない気がして、とりあえず現地には向かいました。

 

絶好のマラソン日和、だけど……

では当日編です。現地に着いたのは8:00(スタート1時間10分前)。

駐車場は指定されているので駐車場難民にはならずにすみました。

ゼッケンは事前送付ですが受付はあり、検温記録を提出してリストバンドを受け取ります。あとはスタートまで待機。

まだ朝なので気温は8℃と寒いものの、風はほぼない晴天。絶好のマラソン日和になりました。

 

しかしその反面、調子はよくありません。

本来なら早めに着いてたっぷり寝るはずが事故で全て台無しに。睡眠不足ですでに疲れています。今日はのんびり行くことにしましょう。

では、いよいよスタートです。

A〜Eブロックに分けてのウェーブスタート。タイムはネットのみなのでEでも不利になったりはしません。

9:15、今日の修行が始まりました。

 

バイタリティが足りない!

本日のコースはこちら。

見附運動公園を基点として東南東方向に走っていくコースです。大会名にもある通り、刈谷田川の土手がコースのメイン。運動公園が高台なのでそこからの下り・上りはあるものの、全体としてはフラットなコースと言っていいと思います。

 

Eブロックということもあり最後尾集団の一人として走っていきます。キロ6分40秒という超なめくさったペースで進みますが、これですら結構しんどい感じ……

 

自分自身のことを除けばコンディションはとてもいいんです。

めちゃくちゃ寒かったらしい昨日の燕さくらとは打って変わって今日は素晴らしい晴天。気温もちょうどいいし、残雪の守門岳を眺めながら春の景色を存分に楽しむことができました。

郊外ですが地元の方々から応援をもらえますし、エイドも5ヶ所と充実。距離表示も1kmごとにあって、今日のように天気が良ければ、誰もが不安なく走れる地方大会のお手本のような大会だと思います。

 

ただやっぱり体力はなかったです。

10.7kmの折り返しの時点でキロ7分を切れなくなり、あとはもうヘロヘロ。

13km過ぎからはもう半分歩いてました。ただ一ついいこと(?)があったと言えば、前走がウルトラだったのでいかに疲れているといってもハーフはしょせん21kmだしな……と思えたこと。残り8kmじゃん、余裕だね(歩けば)!なんて思えるので気は楽でした。

 

そして最後は会場までの上り坂。ここまでガチで走ってきたほとんどのランナーさんにとっては最後の踏ん張りどころになりそうです。自分は歩いているのでこの程度の坂は別に障害にはならず(笑)、上りきった後はゴールまでは何とか走って

なんて結末でした。

 

大会を振り返って

今回あまりにも頑張れなかったのでシンプルなレポになってしまいましたが、ただ事故の影響で鬱々としながら家で過ごす、という方を選ばずに、交通費はかかってもこうして半強制的にハーフに参加したのは、トレーニングの意味でも気分転換の意味でもよかったと思います。

文中に書いた通り、大会自体は運営が素晴らしく何も文句のつけようのないものでした。ちょうど桜をはじめ沿道の花々が咲き始める時期で、今日のようなコンディションならとても気持ちのいい半日が過ごせると思います。

 

さて、次走はGW初日、4/29のいしおかトレイルラン大会です。

最近ペースが上げられない=心拍数が上げられない、という理由の大きな一つはずっと山に行っていないことだと思っています。ロードの大会ではタイムを狙おうとか思わないとずっと苦しくないペースにしてしまうのですが、山はどうやっても登りは息が切れるものなので、その意味ではこのトレラン大会で心拍数を上げざるを得ない状況になると思うと、トレーニングの意味でも楽しみですね。