2021年12月12日。
冬のマラソン連戦、三戦目は先週に引き続き福島でハーフマラソンに挑戦。
先週の記録を超えていきたいところでしたが、そう甘くはなかったのでした。
贅沢に前後泊
毎週のマラソン大会もこれで三戦目。だんだん疲れが抜けなくなってきました。ということで
ここをキャンプ地とする
— K-TARO (@ktaro_77) 2021年12月11日
明日のJヴィレッジハーフマラソンのために、今日明日は福島県広野町に泊まります
先週日帰りで疲労が溜まってしまったので、レース後の後泊も含めて今回はしっかり休んで臨みたいなと
作成してもらっていたスーチャーのステッカーができたので今日のドライブはご機嫌でした😃 pic.twitter.com/ijlZ2QYosw
今回はJヴィレッジ近隣のホテルを取って、体力に余裕を持たせることにします。付け焼刃なので明日のレースに効果があるかは分かりませんが、レース後にフラフラなまま帰らなくていいと思うと気楽ですね。
綺麗なJヴィレッジ
当日は徒歩で会場入り。
福島原発対応の拠点として話に聞いていたこのJヴィレッジ、一度訪問してみたいと思っていたのでワクワクしていました。敷地が広いし、新しい施設だけあって綺麗ですね。
検温表を提出したら、全天候型練習場で荷物預けをしてスタートの準備は完了。
今日は風邪もなく穏やかな天気でしたが、荒れ模様の時にこういう施設があるとスタートまで寒さに震えて耐えなくてすむので助かりますね。
そうこうしているうちにスタート時刻に。
タイム別のウェーブスタートで、当然ながら最終組(2時間5分以上)でのスタートです。では、頑張っていきましょう!
まずは楢葉町へ
今日のコースはこちら。
Jヴィレッジを起点として、まず北の楢葉町に走っていき、折り返して広野町に向かい、再度折り返してJヴィレッジに戻るというコースになっています。
コースの特徴は、高台にあるJヴィレッジと、低地の海沿いの道を交互に走るということ。
ですのでJヴィレッジを出るとすぐに長い下り坂があります。
出だしで上りではなく下りがあるのは初心者ランナーにはありがたいですね。あとが怖いですが……
最初は楢葉町をぐるっと。
あえて住民の方がいないタイミングで写真を撮っていますが、寒い中でも沿道で応援してくださった皆様、ありがとうございます。
ここはまだ4kmなので余裕……と思いきや、なぜか早くも疲れています。やはり一晩ゆっくり寝たくらいでは疲労はとりきれなかったようです。ただ今日はエントリー数が多くて参加者のレベルも幅広いので、最後尾はだいぶ引き離せていまして、その意味では気楽に走れました。はてブロのランナーさんたちは最後尾になることなんてないからご存じないでしょうけど、自分のすぐ後ろにパトカーがいるとプレッシャーがすごいんですよ(笑)
5kmの最初のエイドで折り返して海沿いへ。エイドの間隔は後半に行くにしたがって短くなる感じで、冬場のハーフにしては十分すぎるほどでした。
最初の上りで……
Jヴィレッジ目指して南下。
Jヴィレッジに隣接する広野火力発電所の煙突がいいランドマークになりますね。ひとまずあそこまで行かねば。
しかし……
Jヴィレッジに戻るには、最初に調子に乗って駆け下りたこの坂を上り返さねばなりません。
高低差でいえば40mくらいなのでそこまでハードではないはずですが、斜度がきついんですよね…… なので走れていたのは途中までで、半分から先は歩いて上る羽目に。
そうしたらなんか体力を使い切った感が……
しかも、上りきったらあとは平坦と勝手に思い込んでいたのですがそんなことはなく、しばらくアップダウンの連続。ここでずいぶん疲れてしまいました。
そこを抜けるとまた海に向かって降りていくんですけど、せっかくの下り坂もうまく活かせず、スピードが上がりません。
海はいいよね……(逃避中)
海沿いに遊歩道があって、もうあのベンチに座ってのんびりしたい……と思いながらフラフラ進んでいきます。15km辺りでは海風が真正面から吹き付けてきてスピードはガタ落ち。ハーフのこの位置でこんなに疲れていたのは久しぶりかも。
なのでもう歩きたい……なんて思っていましたけど、広野町の直線路では多くの住民の方々が応援に出てきてくださっていたので、とても歩ける雰囲気ではありません(笑)
寒い中、応援ありがとうございます。おかげでここはそれなりのペースで走れました。
その代わり18.5kmからの長い上り坂は完全歩きでしたけどね。
ゴールが近づくとアップダウンになるので、ダウンのところと、最後の1kmだけは何とか走って……
タイムはさんざんながらもとりあえずゴール。
先週の野馬追から7分遅れ。今日は制限時間が3時間なのでタイムアップまではまだ余裕がありますが、その余裕に甘えてしまったかな、という感じでした。とはいえ、家で何もせずぬくぬくとしているよりは、遅くともこうして21km走り切った方がよっぽど自分にとって有意義だったなと思っています。
この後は天神岬温泉 しおかぜ荘で海を見ながらのんびり過ごし、ホテルに帰って早めに就寝。翌日ゆっくりと栃木に帰りました。
大会を振り返って
まずは大会開催に尽力してくださった関係者の皆様、ありがとうございました。地元の楢葉町、広野町の方々も大会を容認してくださってありがとうございます。
いやー、事前に聞いていましたが坂が思ったよりも厳しかったです。特にJヴィレッジより南側の坂は長いので、往路はいいとして復路はきついですね。あれを走って上れるようになるのはいつの日か……
ただ、それを含めても参加しやすい大会だと思います。会場は綺麗で広く、室内練習場があるので荒天でも安心。エイドも多いですし、地元の方々も熱心に応援してくれます。景色もいいですしね。
それに大会の規模が大きいので、大会初心者でも周りにランナーがいっぱいいるので気楽に走れると思います。制限時間も3時間と緩く、エントリーのハードルはかなり低いと思いました。
特に初めて大会に参加される方は、まずこの大会でマラソン大会の雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。きっと有意義な一日になると思いますよ!