2021年12月5日。
復帰後第二戦の舞台は、福島県・南相馬市。
せめて前回の記録は越えていきたいところです。
タイム短縮は必須
この時期は大会が多くてありがたいですね。
ということで先週に引き続きハーフに出場すべく、はるばる南相馬市までやってきました。
朝5時に出たから余裕でしょと思いきや、予想より遠くて会場入りしたのは9時5分。ハーフのスタートのちょうど1時間前でした。
この大会は会場の隣にある「雲雀ヶ原祭場地」が駐車場で、ご覧の通り広大な敷地になっています。そのため駐車自体は余裕。
ただ、この時間になると早い部門はすでに競技開始しているため、こちらから会場への最短の通路が制限されて遠回りする必要があって、若干不便になります。時間があるなら早めに来た方が楽ですね。
参加賞を受け取って着替えたら、もうスタート時間が迫っていました。寒風吹きすさぶ中、震えながらスタートを待ちます。
今日のハーフの制限時間は2時間35分。ハーフとしては長めの制限時間ですが、先週の藤岡は2時間38分かかっていたので、進歩がなければタイムアウトです。いくらなんでもタイムアウトはダサいですね、せめて時間内にゴールはしたいところ。
10kmがうらやましい
10時5分にレース開始。まずは南に向かって走っていきます。
今日もペースは上げずに、まずはキロ6分30秒を目安にします。かなり後方からのスタートなのにガンガン追い抜かされましたが気にせずに。
さて、今日はコース図を見てこなかったんですが、後でGPS記録を見るとずいぶんぐねぐねとしたコースでした。
8kmや16kmの方向、つまり常磐道に向かう西方向が上り坂になっているのと、11km過ぎに急な坂がありましたが、全般的にはフラットに近いコースだったように思います。
3kmで折り返し、4km手前から西へ。
「常磐道に向かう西方向が上り坂」とはいえ、傾斜はご覧の通りほとんど気にならないレベルでした。
しかし私は相変わらずこの辺りでは疲れています。ペースが遅いからいつまで経ってもデッドゾーンから抜けられないんですよね…… 10kmの選手が折り返しているのを見て、いいなぁ、あっちに出ればよかったなぁ、なんて思いながら進んでいきました。
この4km~8kmでは後ろに数人しかいなかったので、後送車のパトカーがすぐ近くにいてなかなかの圧迫感でしたね。あれに追いつかれたらビリなのか……なんて。
走ることに少し慣れてきたかも
そんな苦境も、9km過ぎでようやくセカンドウィンドに入れたことで脱却できました。
こんな遅いランナーでもセカンドウィンドはちゃんとあって、あ、なんか今なら無限に走れるかも!なんて思いながら少しずつペースを上げていきます。
こういう時間は走っていて楽しいですね。もっとも、11km過ぎの上り坂でその効果はあえなく切れてしまったのですが……
ともあれ、半分を超えると気持ち的には楽になります。
先週は追い抜きはほぼなくて孤独な一人旅でしたけど、今回は13km過ぎ辺りから心が折れてしまったランナーを少しずつ抜いていくことができました。
自己ベストの頃から比べればキロ50秒ほど遅く、とても褒められたものではないペース。でも、少しだけ身体が走ることを思い出してきた気がします。
19kmで体力が切れてしまって残りの2kmがつらかったですが、今日は何とか最後まで歩かずにゴール。タイムも前回より14分ほど縮められて、制限時間には少し余裕をもって走りきることができました。
大会を振り返って
まずはこんなご時世の中、大会を開催してくださった関係者の方々に感謝申し上げます。寒い中、沿道で応援してくださった地元の方々もありがとうございました!
自分としては、先週ぶっつけでハーフを走ってからの二戦目でしたが、先週よりタイムも縮みましたし、レース後の筋肉痛も格段に減って、ほんのちょっとながら走れるようになってきたことが嬉しかったです。もちろんタイムはまだまだですが、ずっと運動していなかったのですから遅いのは当然。レースは苦しいけど、こうして出場し続けて少しずつ早くなっていければいいなと思っています。
この大会は、エントリー費も安いですし、駐車場から会場まで徒歩数分、コースも厳しくないということでかなり気楽に参加できるいい大会だと思いました。近隣にお住まいで一度大会に出てみたいと思う方はぜひ参加を検討してみてください。きっと充実した一日になると思いますよ。