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登山とマラソン、ときどきゲーム

第40回 しおや湧水の里マラソン大会

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2019年12月8日。

12月5連戦、2戦目は栃木・塩谷町で10kmを走ってきました。

久しぶりの10km、果たして今の実力はどのくらいなのでしょうか。

 

環境はバッチリ!

今回の会場は塩谷町総合公園。車は先着400台までここに停められます。

ここに停められない場合は塩谷町役場からシャトルバスで送迎、ということになるので、早めに行って会場に停めよう……と思っていましたが、実際に会場に着いたのはスタート20分前の9:30。先週の反省は全く活かされず、相変わらずのギリギリ行動です。でもなんとか会場に停められてホッと一息。

 

さて、冒頭でも書いた通り、今日は久々の10kmのレースになります。

私は走りにそこまでスピードを求めておらず、長い距離を走る方が好きなので、10kmのレースは毎年1回、春の鹿沼さつきマラソンだけにしていました。そしてその鹿沼さつきは最後尾からスタートすると渋滞で最初の1kmに10分近くかかるため、そこでタイムを狙おうという気が失せてしまって、いつも1時間前後でのんびり走っていました(^-^;

なので今日は数年ぶりに本気で走る10kmになります。先々週、先週と遅いながらもハーフの自己ベストを連続で更新できているので、10kmも自己ベストが出せればいいなあ……と思いながらレースの準備を進めました。

 

ちなみに自分は遅れてきたので会場を見回る余裕がなかったですが、この大会、地方の小規模大会ながらゼッケンは事前送付で当日受付不要、荷物預けあり、暖房のきいた待合室あり、広い更衣室あり、トイレも混まない、と、ランナーへの配慮は完璧です。

えっ、当然でしょ?と思われるかもしれませんけど、参加費¥6,000↑の大規模大会ならともかく、この大会の参加費は¥2,000ですからね! それでこれだけの環境が整っているのは凄い!と、ちょっと感心してしまいました。

 

 

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スタート5分前に駆け込みでスタート地点へ。

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10kmの部の参加者は250名弱で、ゆるやかな雰囲気が漂っていました。天気は晴れ、気温7℃、風は北風が多少あるものの、走るには問題ない環境です。

さて、今日はどういうペースで行きましょうか。これまでの自己ベストは56分台なので、更新するためにはキロ5分30秒で押し通すことが必要です。なので、とりあえず前半は5分30秒で入ってみて、後半にペースが上げられるようなら勢いに任せることにしてみましょう。

 

ペースが、ペースが分からない!

9:50、10kmの部がスタート。

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会場から駆け下りたら、461号線に向かいます。今日は塩谷の街を時計回りにぐるっと回るコースになりますね。

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そのコース、序盤にこのようにちょっとした上りはありますが、全体としてはかなりフラットなコース。最近はずっと坂だらけの大会に出ていたので、久しぶりに平和なコースでした。

また、2km~3kmの辺りは町中なので、矢板や烏山と比べると沿道の応援の方々も多いように感じました。住民の皆様、応援、力になります。ありがとうございました!

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4km手前で荒川を越えて。

ちなみにこの荒川、先週走っていた烏山の荒川と同じ川です。こちらの方が上流になりますね。別に意味はないですがなんかちょっと楽しい気分になったり。

 

f:id:k-taro77:20191209213138j:plainしかし、そんな余裕も4kmまで。

最初にキロ5分30秒で走ることにしました、と書きましたが、普段の練習は5~10kmをキロ6分フラットで走るか、1kmをキロ4分台で走るか、の二択なので、いざキロ5分30秒で走ろうと思っても感覚がつかめません。

そのため前半はキロ5分15秒だったり5分19秒だったりとフラフラしていて、そしてこれは若干オーバーペースだったらしく、後半では如実にペースが落ちてきました。ということで、今日はネガティブで行こうと思っていたのに、完全なポジティブスピリットに……

 ネガ・ポジそれぞれ人によって向き不向きがあると思いますけど、自分はどうもネガティブの方が精神的に向いているようです。前回の烏山はネガティブだったので後半は追い抜く一方で楽しかったのに、今日はただひたすら追い抜かされていくだけ……(^-^;

 

ただそれでも、せめて自己ベストは更新したい! これまでの自己ベストがあの坂だらけの福島県・三春町のさくら湖マラソンでのものでしたから、これだけフラットなコースでタイムを更新できないのは情けない、と、ペースが落ちすぎないように何とか踏ん張って……

 54分21秒と、これまでのベストを2分近く更新することができました!

ラストスパートがかなり無理やりだったのでゴール後は息切れでしばらく歩けないほどでしたけど、とりあえず更新できて一安心(^o^)/

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この後は東京で立花日菜さんのイベントがあったので、名残惜しいですが芋煮汁をいただいたら早々に会場を離脱。スタッフさんの誘導も親切で、気分良く会場を後にすることができました。

 

大会を振り返って

これまでずっと10kmのタイムが遅いな、遅いな……と思い続けて、久々に来たタイム更新の機会。なので、まずは思惑通り更新できたのが嬉しかったです。

レース展開は思惑通りじゃなかったですけどね…… キロ5分30秒なり5分25秒のペースをつかんでおかないと、この後の10kmの大会もまたポジティブになってしまう気がします。次の10kmの黒羽は坂だらけでタイムは出ないと思うので、そこでは練習のつもりで前半抑えて入ろうと思いました。また、54分台だと全体の2/3くらいの順位でしたから、来年の春には50分、せめて51分くらいで走れるようになっていればいいなぁ、とも思いますね。

 

なお、大会自体はというと、これはもう文句のつけようがないです。

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ゴール後はすぐに記録証が発行され、参加賞もあり、ゴール後給水も芋煮汁もあり、大会翌日の今日にはリザルトが発表されていて、RUNNETの出場大会結果にももう反映されていました。(RUNNETへの反映は、遅い大会だと1週間~2週間はかかることもざらなので、1日で反映されたのは驚異です)

そういう意味では、これまで参加してきた大会の中で最も完ぺきだったかも。繰り返しになりますが、これで参加費¥2,000ですからね。どうなってんの!?なんならもっと参加費値上げしてもいいんだよ!と思わずにはいられませんでした。

さすがは第40回を数える大会、積み重ねてきたものが違うんでしょうかね。こういう大会を、地元のすぐ近くの塩谷町が実施できているというのはなんだかとても嬉しかったです。これはもう栃木の誇りかも。スタッフの皆様、お疲れさまでした、お世話になりました。来年も機会があればぜひ参加させていただきます!