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登山とマラソン、ときどきゲーム

第36回 守谷ハーフマラソン

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2020年2月9日。

2月からは隔週でハーフ3連戦、その初戦の舞台となるのは茨城県・守谷市。

3月14日の南房総ウルトラの前準備として、一戦一戦を大事に走っていきたいところです。

 

今年一番の冷え込み

茨城だし近いでしょ、と思っていたら、守谷市は茨城の南端。栃木・県北の自宅からは意外と長い道のりでした。

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大会指定の、前川製作所さんの駐車場着、9:00。

広い駐車場ですね!こうして駐車場を用意してもらえるのは助かります。

 

ここから会場までは徒歩10分。荷物預けが面倒な私は、こうして会場が近いときはここから走る格好で会場に向かうのですが、今日はそうはいきません。

なぜって寒いんですよ!晴れているのが救いとはいえ、この時間で気温は3℃しかありません。おまけに北風ピープーでその風の冷たさと言ったら!

まあ、考えてみれば今年は記録的な暖冬だったので、これまでの大会が恵まれていただけかもしれませんね。この時期はこのくらいの寒さは覚悟しなければならないのでしょう。ということで上着を着こんで、会場へ歩いていきました。

 

充実した会場

会場となる守谷市役所着、9:40。

ハーフのスタートは10:00ですが、こんなにのんびりしていて大丈夫なんですかね……

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着いたらまずは上着を脱いで荷物預けへ。下調べを全くせずに大会に乗り込んだので、予想をはるかに上回る人出にビビり、時間に間に合うかな……とちょっと焦りながら列に並びましたが、荷物預けの流れはスムーズで、2~3分程度で預けることができました。

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あとはもうスタート列に並ぶだけなので、少し会場内を視察。

全部門合計で参加者が6,000名にもおよぶ大会ということもあってか、設備は充実。休憩テントが多数用意されているうえに庁舎内も開放されていて、スタートまでの寒さしのぎができますし、みそ汁の無料配布コーナーもあったりします。仮設トイレも多数用意されていて、万全の体制という印象。これまで参加してきた大会の中でも、設備については一二を争うくらいだと思いました。

 

さて、それではスタート位置につきましょうか。

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ハーフの出場者は3,000人強。なのでスタート列も事前申告タイムごとにA~Fまでブロック分けされています。私は2時間10分くらいで申請したんだったかな?当然のように最後方となるFブロックでのスタートになりました。

 

序盤は大渋滞

10:00、レースがスタート。Fブロックからはスタート地点が見えないので、いつスタートしたのかわからず、あれ、もしかして始まってるの?という感じでした(^-^;

ほぼ最後尾スタートで、スタートロスは2分31秒。

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さて、今日のコースレイアウトはこちら。

分かりづらいですが、スタートしたら会場の周辺を一周してから西方向に反時計回りして、TXの線路沿いを東へ。折り返して戻ってきたらいったんT字を西に少し走り、19.7kmあたりで折り返してゴールに向かう、というコースになっています。

 

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これは2km~3kmあたり。人口密度がすごいですね(笑)

……なんて笑っていられたのも3kmあたりまで。3kmすぎからは道幅が一車線分になってしまい、ランナーがぎゅうぎゅう詰めに。追い抜きはまったく不能になってしまいました(><)この大会、総じていい印象だったんですけど、この区間だけはちょっといただけないかな。

 

ただ、今日は勝田から二週後。これまで、フル以上の距離を走った後に間を開けずに出場した大会では必ず故障しており、特に去年の日立さくらでの腸脛靭帯炎の激痛はトラウマもの。

なので今日も実は怖くて、もし痛みが出たら無理せずリタイアしようと思いながらの出場でした。そんな事情もあるので、ここはこの集団のペース(キロ6分15秒くらい)に合わせていくことにします。いかに自分が鈍足ランナーとはいってもハーフでキロ6分15秒はジョグペースですが、しばらくは様子見といきましょう。

 

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6kmを過ぎると、第一給水所のおかげもあって、ようやく集団もばらけてきました。

ちなみに給水所は五ヶ所で、全てに水とスポドリあり。テーブルも長く、参加人数に対する備えは十分だと思いました。 

 

日影が、日影が寒すぎる!

8.5kmをすぎると、コースはTXの線路沿いになります。ここからは12.7kmあたりの折り返しまで東進。

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そしてこの区間はとてつもなく寒かった!(^-^;

ご覧の通りTXが高架なので北側の道路は日影になってしまい、風ビュービューでその寒いことと言ったら……!

ジョグペースなのも原因でしょうけど、走っているのにこんなに寒いと思ったのは初めてでした。

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なので、トンネルはむしろ救われるくらい。中は風も吹かないし、地中なので暖かいのですよね。

 

さて、このトンネルを見ていただいてもわかる通り、このTX沿いはアップダウンが激しいです。トンネルでいったん下った後、道路は高架になるのでTXと同じ高さまで上り、そしてそこからまた下って地表に降りたところが折り返し地点。(高架の途中に折り返しを設けてください!なんで一回下ろすの(笑))

そして復路はその道を戻るので、同じように上り下りを走らねばなりません。自分の中の勝手なイメージでは今日のコースはフラットだと思っていたんですけど、案外タフなコースでした。

 

脚は大丈夫そう

折り返して高架を降りると、復路はTXの線路の南側になります。相変わらず寒いですが、日が当たるようになっただけでも救われる思いに。

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14kmを過ぎても、心配していた脚の様子は大丈夫そう。なのでせっかくですし、ここからは少しペースを上げて、キロ5分40秒前後にしてみました。

会場に戻る方向になると向かい風が強まったり、19kmの先の折り返しが思ったより遠くて疲れたりしましたが、そうは言ってもたったの21kmしか走らなくていいハーフはやっぱり楽しかったです。先々週の42.195kmは苦行だったからなぁ……

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ということで終盤はネガティブで走れて、気持ちよくゴール。

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タイムはもちろん平凡でしたけどね。でもこれでも、半年前だったら自己ベストのタイムなんです。14kmジョグしてても半年前の全力を超えられたのはちょっと嬉しかったりしました。ゆっくりだけど成長はしているのですね。まだまだ老いには負けられない!

 

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ゴール後は焼きそばのサービスあり。疲れた身体に焼きそばの塩分がしみわたります。

お味噌汁も……と思いましたがそちらは長蛇の列だったので、今回は断念。温泉に立ち寄ってから、守谷市を後にしました。

 

大会を振り返って

まずは関係者の皆様、ありがとうございました。おかげさまでストレスなく大会を楽しむことができました。また、寒い中沿道で応援して下さったたくさんの皆様、大変力になりました。ありがとうございました。

大会の印象としてはやはり完成度が高いな……という感想が最初に来ますね。全体の流れがスムーズで、寒さ対策も万全。初めて大会に参加する人でも不安なく参加できる大会だと思いました。コースは陸連公認なので正式な記録が欲しい!という方にもピッタリだと思います。

ただそのコースは思いのほかタフなので、 タイムを出すには頑張りが必要だな、という印象もあります。個人的にはここでタイムを狙うよりも、ここで弾みをつけて次のレースを狙うのがいいのかな、と思いました。

さて、次戦は2月23日のふかやシティハーフマラソンです。今日のレースで腸脛靭帯炎が出なかったので、次は安心して走れそう。自己ベスト更新に向けて頑張りますか!