Infinity

登山とマラソン、ときどきゲーム

イベント「Trinity Field」を駆け抜けて

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人様のブログを読んでいて少し気になるのが、連載記事の途中に別の記事が割り込んでくること。

自分は登山好きなので登山ブログの縦走記録を読むことが多いんですけど、例えば縦走2日目の次の記事が全然関係ない記事で、かつ興味がない内容だったりすると読むか飛ばすかちょっと悩んだりします。

なので自分が書くときはできるだけまとめて……と思っていましたが、この記事を割り込ませてしまいます。ごめんなさい。ヤマノボラーの方々に読んでいただくような内容ではないので、すみませんがこれは無視して、縦走3日目の記事が書き終わるまで待ってください。

 

というわけで今回はゲームの話をします。本当は今書きたくはないんですけど、今書かないと時期を逃してしまいますし、いつもマラソンと登山の話題ばっかりだといかにも健全なブログに見えて不本意ですしね。深夜に10分で書こうとしているので(というか10分で書けないと寝不足で明日死ぬので)、推敲もしていませんし読みづらい部分もあるかと思いますがご容赦を。

 

まず、デレステについて少しご説明

ホームページには何度か書いていましたが、今年の初めからiPhoneで「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」(以下デレステ)という音ゲーを遊んでいます。向こうの記事だと登山中もやっていたりするので、いかにも重症に見えるかと思いますが、実際のところはそんなに毎日何時間もプレイしているわけではありません。

これはそもそもゲームで遊んでいる時間が取れないということもありますが、これまでやり込む理由がなかったということが大きいです。

 

というのは、デレステはプレイヤーはアイドルのプロデューサーという立場なわけですが、なぜかこのプロデューサーはアイドルのスケジュール管理までやっているので、実際には半分マネージャーです。で、自分がマネージャーであると考えたときに、登場するアイドル全員を担当できるならそれに越したことはないですが、アイドルは全員で183名もいますので、全員を担当するのは不可能ということになります。

ということで、大半のプレイヤーは、自分のお気に入りのアイドルを担当する、と決めます。(これはゲームシステムがそうなっているわけではなく単に気分だけの問題です。何名を担当するかも個人の勝手です)。それで、その"担当"のアイドルを育てたり、そのアイドルを求めてガシャを回したりするわけです。

 

で、自分にも担当のアイドルが何名かいるわけですが、ここで一つ問題が。

デレステでは定期的にイベントが行われていて、報酬として2名のアイドルが選出されるのですが、自分の担当は人気が高くてサービス開始直後にすでに報酬になってしまっているか、もしくはほとんど人気がなくてイベントに出てきそうにないかに二分されています。ですのでサービス開始から1年以上過ぎてから始めた身としては、イベントに担当が出てこないので、イベントで頑張る理由がなかったのです。特にメイン担当の「北条加蓮」というアイドルは一年前にイベントに出ずっぱりだったので、その反動でここのところは全く音沙汰なしでした。(あああ、もう10分過ぎたぞ)

 

ついに加蓮が!

ということですっかり油断していた私は、11月23-26日の4連休は気分転換に京都にでも行ってやろうと思っていました。ところがそう思った矢先に、11/19からイベント「Trinity Field」開始の予告があり、そして上位報酬が加蓮だというじゃありませんか!

 

担当は他にも何名かいますが、もしこれが加蓮ではなくほかのアイドルであれば、たぶん当初の予定通り京都に出かけていたと思います。とにかく今は精神的に煮詰まっているので気分転換がしたいのです。

でも報酬は加蓮で、しかも初の上位報酬です。ここで走らなくて何がメイン担当か、と思いますよね。ですので旅行は泣く泣くあきらめて、この一週間はすべてイベントに費やすことに。

 

……しかしその戦いはというと、熾烈を極めました……

 

加蓮担当のプロデューサー(略して加蓮P)は普段どこに潜伏しているのか知りませんが、実はやたらいっぱいいるんですよね。報酬の都合で目指すのは上位2000位なんですが、アクティブユーザーが40万人いるなかで2000位を取る=すなわち上位0.5%に入るのはただでさえ大変なのに、ライバルが異常に多いわけです。しかもそれに加えて初の報酬になった奈緒Pと、この二人にちゃんを加えたユニットであるトライアドプリムス担当のPまで参戦してきましたから、まさに阿鼻叫喚の渦。

今回のイベントはどれだけの回数プレイできたかどうかで順位が決まる形式ですから、一瞬たりとも気が抜けません。例えば食事をしている間にデレステをやっていなければ、食後には順位が数十位落ちるわけです。みんながみんな同じ生活リズムで生きているわけでもないので、夜寝て朝起きるともう3000位くらい落ちてたりします。

 

ですからもうこの一週間は片時もデレステから離れられない日々でした。さすがに水曜日までは仕事だったので限度がありましたが、木曜日からは風呂に入ろうが買い物に行こうがジョギングしようが、常にデレステをやりながらです。寝ている間も順位が気になるので、熟睡できたもんじゃありません。我ながら異常だと思いますが、周りが止まってくれないから自分も止まれないのです。

 

おかげでもう眼は霞むわ手首やひじは痛いわ眠さで朦朧とするわで、連休なのに異常に疲れました。自分の性格からいって最初から2000位を目指したら2000位に残れないのは確実ですから、500~1000位狙いで走っていて、実際には余裕があるのにもかかわらず、いつ2000位に抜かれるかと最後の最後まで心休まる瞬間はありませんでした。

 

そして26日21時に長い長い戦いが終わり、翌27日の12時に結果発表がありまして……

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こんな結果に。 ……やった!!

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前半はデータが取れていませんが、推移はおおむね計画通りでした。

 

ちなみにこれまでのこの形式でのイベントで最高に盛り上がったのは「双翼の独奏歌」でして、その時も驚異的なボーダーだと騒がれていましたけど、今回のイベントはそれをはるかにぶっちぎる結果になりました。通常、この形式のイベントの2000位ボーダーは7~8万pt、双翼でも15万ptだったのに、今回は実に193847pt!

自分も加担しておいてなんですけど、この加蓮Pの担当愛は異常を通り越して狂気だとしか言いようがありません。

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イベントで上位に入ると順位入りの称号がもらえますが、もらったとたんにプロフィールにこの称号をつける加蓮Pさんが大勢いました。(というか私の同僚さんすごいな、ガチ勢多すぎ)

 

自分は以前ゲーム業界にいた反動で、ゲームに時間を費やすのは人生の無駄だと思っています。ゲームは社会悪だとさえ思います。

でも、でも…… 今回だけはこうして称号をつけたくなるPさんたちの気持ちが本当に分かります。正直、このように同僚さんの称号が次々書き換わっていくのを見た時は、言葉にならない感動を覚えたほどです。これは世間的には決して誇れることじゃないんだとは思っていますけど、でも……

頑張ったよな、俺たち!

 

4連休がすべて消滅し、ため込んだスタミナドリンクはもちろんのこと、14,000ジュエルが消えていきましたが、それでも久々に達成感を味わえたイベントでした。それは今でも余韻が残るほどに。

一年に一度くらいは、こんな戦いがあってもいいよね。走りぬいた全国の加蓮Pのみなさん、本当にお疲れさまでした!